メタトレーダーを使うメリットは?

国内のFXトレーダーがMetaTrader(メタトレーダー)を使うメリットについて考えてみます。

最大のメリットはオリジナルテクニカル指標作成と、自動売買と言われるが・・・

プログラミングができれば自分でオリジナルのテクニカル指標を作成できる、自動売買プログラム(EA=Expert Advisor)を作成できるということです。

プログラミングができない人でも世界中のMT4ユーザーが作成したインディケーターやEAが公開されていて、それを簡単に取り入れることが可能です。

しかし、日本国内のFX業者を使ってトレードする大半の人にとって自動売買ができる事や独自のテクニカル指標を作れる事に最大のメリットを感じる人は少ないのではないでしょうか?

確かにカスタムインディケーターやEAはとてもパワフルで、FX上級者にとっては大変ありがたい柔軟な機能と言えますが、それ以外の人にとってこれらの機能を使いこなすのはもう少し修行を積んでからと感じる人がほとんどだと思います。

事実、多くの国内FXトレーダーがMetaTraderを使い始めたきっかけとして次のような事をあげています。

  • テクニカル分析を勉強しているがFX会社が提供するツールではいろいろと制限があって満足できない
  • 業者が提供するツールが重い。軽いチャートソフトを探していた。
  • チャートを自分が好きなように表示させたい
  • 同じ通貨ペアの1分足、5分足、15分足、60分足を同時にみたい
  • ダウ、ナスダックなどFX以外のチャートも表示したい
  • FX会社ごとに提供されているツールが違いすぎて覚えられない。業者を変更しても安定して利用できるチャートソフトを探していた

メタトレーダーの優れた機能を紹介します。

テクニカル分析に制限なし

メタトレーダーのテクニカル分析機能は国内のFX業者が提供するどのツールよりも優れていると言えます。

特にテクニカル分析に力を入れている方にはMetaTrader以上の環境は無いと言っても過言ではないと思います。
MetaTraderにはデフォルトで20種類以上のテクニカル指標(インディケーター)が用意されていて、細かい数値の設定も自由に変更できます。

メジャーなテクニカル指標である、トレンドライン、チャネルライン、ボリンジャーバンド、一目均衡表、MACD、RSI、ストキャスティクス、モメンタム、フィボナッチなどなど大抵のものは初期状態で用意されていてこれらを同時に使うことに制限はありません。

FX会社が提供するツールのように、利用できるテクニカル指標の数が少なかったり、同時に利用できる数に上限があるなどの制限はMetaTraderにはありません。

もしデフォルトで用意されているインディケーター以外に欲しいテクニカル指標があれば、カスタムインディケーターとして自分でプログラムすることも可能ですし、自分でプログラムすることができなければ世界中で公開されているプログラムを手に入れさえすれば自由に追加することも可能です。

例えば、カスタムインディケーターを使うことで、5分足チャートに5分足・1時間足・4時間足のボリンジャーや移動平均線を同時表示することも可能です。

また、MetaTraderでは4つのチャートが同時に表示されますが、その内容を同じ通貨ペアの異なる時間足に設定することができます。
例えば4つのチャートを全部USD/JPY通貨ペアにして、それぞれ1分足、5分足、30分足、60分足のチャートにする事ができます。

このような使い方をすれば、
「比較的長い時間ではアップトレンドだけど5分足では相場が調整中でダウントレンドになっている」
「完全にアップトレンドなのでロングエントリー(買い)をすることは確定したけど、5分足のボリンジャーバンドの下に触れたタイミングでエントリーすればリスクがより低いぞ」

というような投資判断をすることが楽にできるようになります。

さらに、FX会社が提供するツールではほぼ100%不可能なダウ、ナスダック、金、石油など為替相場にも影響を与えることがあるチャートを表示することも可能です。
特にダウは為替相場に大きな影響を与えることが少なくないのでチャートを同時に表示できることはMetaTraderを使う大きなメリットの一つでしょう。

軽くてサクサク動く、チャート表示は自由自在

MetaTraderを使ってみればすぐに分ることですが、チャートの描画がとても速いのも特徴です。
スイング~長期トレードの方にはあまり関係ないかもしれませんが、数秒から数分で決済するスキャルピングをトレードスタイルとする方にはFX会社が提供するチャートソフトのスピードでは遅すぎると感じる人も多いことでしょうが、MetaTraderであればリアルタイムのチャートを表示してくれるので満足できるはずです。

また、チャートの背景色、ロウソクの色、サイズも自分の好きなように自由に変更することができます。

FX会社を変更してもチャート環境を変える必要がない

ひょっとするとMetaTraderを使う最大のメリットはこれかもしれません。

現在日本ではFX会社が乱立しています。次から次へと新しい業者が登場し、そして各社スペック面での競争が繰り返されています。
「主婦がFXで1億儲けた」「80代の男性がFXで得た利益を4億円脱税していた」などFXに注目が集まった2007年頃には決済手数料は有料が当たり前でしたが、今ではほぼ全ての業者で無料が当たり前になりました。
スプレッドにおいてはもっと顕著で、USD/JPYのスプレッド1pip固定という破格の条件を提示した外為オンラインの登場を皮切りに、今では0.8、0.7、究極には0.5固定のDMM FXなど低スプレッド競争が過熱しています。

これらのスペック合戦が繰り広げられるとユーザーとしてはありがたいことでより条件の良いFX会社でトレードしたいと思うようなるものですが、問題になるのがそれぞれの業者で提供されるツールに違いがありすぎること。

FX会社を変更するたびに新しいツールを試したり、覚えたりするのは大変です。場合によっては使い方を間違えて思いがけない大きな損失を出してしまうようなこともあるでしょう。

このような業者変更をした場合でも、チャートツールをMetaTraderにしておけばトレード環境が一気に変わってしまうというようなリスクはありません。
どのような環境であってもチャート分析はMetaTraderで統一できます。

MetaTraderから直接トレード

実は日本のFX会社にもトレードツールとしてMetaTraderを採用している業者が3つあります。

  • ODL Japan
  • 121fx
  • ゲインキャピタル・ジャパン

このほかにも海外のブローカーでも日本語版ホームページを用意しているFXDDなどもあります。
海外のFX業者を日本在住の人でも問題なく使うこともできますので海外の優良な業者を利用することも可能です。

これらのFX業者でトレードすれば、MetaTraderから直接発注・決済をすることが可能です。
この使い方であればチャートソフトも発注ツールもMetaTrader1本で全て完結できます。

EAを使った自動売買もできる

最後にFX上級者、もしくは自分の感情を加えた裁量トレードではなく、完全にシステマティックにトレードをしたい人は自動売買も可能です。

MetaTraderではEA(Expert Advisor)と呼ばれる自動売買システムを利用することができます。
EAはMetaTrader独自のプログラミング言語(MQL)で書かれていて、この言語が分る人であれば自分でオリジナルのトレードシステムを作ることも可能です。

また、EAは世界中のMetaTraderユーザーによって開発されおり、無料のものから3000ドルを超える高価なものまで無数に公開されています。
これらのEAから自分のトレードスタイルに見合ったものを選択すれば、このルールに従ってメタトレーダーが自動で売買をしてくれます。

それぞれのEAで利益を出せるのか、それとも損失を出してしまうのかに不安を覚えますが、MetaTraderにはバックテスト機能(過去の期間でEAをテストする機能)がありますのでそれぞれのEAのルールに従ってトレードした場合どれくらいの成果を出せるのかあらかじめテストすることができます。

バックテストの成績が抜群であっても、未来のトレード成果がその通りになるとは限りませんがEAによる自動売買だけで大きな利益を得ている人が世界中にたくさんいることも事実です。

メタトレーダーを使ってみよう

テクニカル分析ツールを使う

オシレータ系

  • RSI(相対力指数)
  • ストキャスティクス
  • MACD

ターゲットを予測する

  • フィボナッチ数

メタトレーダーで直接トレードする

  • MT4で直接トレードするメリット
  • MT4に対応した日本のFX会社は3社だけ
  • 海外のFX会社に目を向ける
  • デモトレードで体験してみる

EAを使って自動売買(少し上級編)

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