日本と海外で認識が違うMetaTrader
MetaTraderはロシアのMetaQuotesSoftware社(メタクォーツソフトウェア社)が開発した無料で使える高機能FXトレードソフトなのですが、日本と海外ではMetaTrader(メタトレーダー)に対する認識に大きな違いがあります。

日本では、MetaTraderと言えば「無料で使えてサクサク動く超高性能FXチャートソフト」という認識をもっている人がほとんどですが、
海外に目を向けるとMetaTraderと言えば「FXのクライアントソフト(FXの発注や決済をするシステム)」という認識をもつ人がほとんどです。
日本ではチャートソフト専用に使われることがほとんど
日本と外国で認識が大きく違う理由は、FX会社が提供する環境が世界規模で見ると日本だけが特殊だからです。
日本ではFXの注文、決済は各FX業者が提供しているツールを利用するのが一般的です。
例えば、外為オンラインを例にとると次のような発注・決済ツール、独自のチャートが提供されていて、この画面から注文することになります。
各FX会社がチャートソフトを提供しているにもかかわらず多くの人がMetaTraderをメインのチャートソフトとして利用する理由は、FX会社のチャートソフトの機能に満足できない、遅い、納得のいくテクニカル分析ができないといった理由があげられます。
海外ではMetaTraderそのものがトレードツール
これに対して海外の多くのFX会社ではその会社独自に開発したツールを提供していません。
ほとんどのFX会社のでは、トレードツールにはMetaTraderを採用していて、発注・決済はMetaTraderから直接行うのが一般的になっています。
もちろん、オリジナルのMetaTraderに各社が独自の変更(取り扱い通貨ペアなど)を加えたものを提供しているのでFX会社によって少しの違いはありますが、基本的にMetaTrader(メタトレーダー)を使って直接トレードすることになります。(メタトレーダーのチャートを右クリックすると注文画面が表示され、ここからトレードすることができる。)
このような理由で、世界規模でみるとMetaTraderはチャートソフトとしてだけでなくFXのクライアントソフト(トレードツール)として使われているのですが、日本ではFXチャートソフトとしてだけ使われるのが一般的になっています。
世界中のFX業者がMetaTraderをトレードツールとして採用しているのは、自社で独自にトレードツールを開発するよりもMetaTraderを採用した方が安くあがるし、圧倒的に高性能だという事でしょう。
それに加え、すでにMetaTraderが実質的に世界標準のFXトレードソフトとなっており、独自のトレードツールを開発することでMetaTraderに慣れ親しんだユーザーには逆に使いにくいという印象を持たれてしまう可能性もあるからです。
超高機能
メタトレーダーをチャートソフトとして見たとき、その機能性はどのFX会社が提供しているものと比べても圧倒的に優れている。
よくありがちな、トレンドラインが思った通りに引けない、RSIやストキャスが使えない、同時に2つの指標を表示できないといった不満もMetaTraderなら全て問題なく対応しています。
オリジナルのテクニカル指標を作れる、自動売買にも対応
MetaTrader独自のプログラミング言語(MQL)が一般公開されていてユーザーが独自に機能を拡張できるというのが主な理由です。
メタトレーダーの特徴
- 無料で利用できる(フリーソフト)
- 超高機能チャートソフト
- 世界中のユーザーが開発した独自のテクニカル指標を使うことができる
- プログラミングができれば自分でオリジナルの指標を作ることもできる
- 世界中のMTユーザーが開発した自動売買システム(EA)が無数に提供されている
- バックテスト機能を利用すればオリジナル指標や自動売買システムの検証結果をテストできる
- 自動売買にも対応



